大阪市営地下鉄 相次ぐ人為ミスに頭抱える幹部(産経新聞)

 保守用作業車が誤って電気ケーブルを切断したことが原因とみられる、29日の大阪市営地下鉄谷町線のトラブル。相次ぐ人為的なミスに市交通局幹部は頭を抱えている。

 長堀鶴見緑地線のトラブルでは、事故当日の15日夕方に出された近畿運輸局の文書指導がその日のうちに平松邦夫市長に報告されていなかったことが判明。平松市長は「現場が緩みすぎている。当たり前のことができていない」と交通局を批判し、交通局も「市営地下鉄への信頼感が一挙に崩れ去った」として、18日に局内に調査対策委員会を設置した。

 同委員会などの調査では、運転指令員の3人がポイント手前での停止指示や緊急時の手動信号による発車合図など、規定で定めるATC解除時の措置をほとんどとっていなかったほか、乗務していた指導役を含む運転士2人も指令所から指示がないことに疑問を抱かず、漫然と運転を続けていたことが判明している。指令員と運転士による複合的ミスが原因との見方が強まっており、30日にも結果を公表する予定。

 交通局の葛本恵英局長は、3月末での退職が決まっている。引退直前に相次いだトラブルに、「多くの人に迷惑をかける問題が続き、本当に申し訳ないと思っている。2つのトラブルに共通する根本的な問題が組織にあるのか、詳細を調べたい」と苦しい胸の内を語った。

【関連記事】
また大阪の地下鉄…朝ラッシュの事故に怒りの声
谷町線で保守中ケーブル切断 15万人影響
大阪の地下鉄トラブルで府警が捜査 運転士らミスした可能性
埼京線と湘南新宿ラインで架線トラブル 乗客2千人が車内に閉じ込め
長堀鶴見緑地線ストップ ポイント故障 通勤客ら5.7万人影響

阪大准教授に停職6カ月処分 深夜の研究室で女子院生と2人きり (産経新聞)
<京都精華大>業田良家さんが客員教授に(毎日新聞)
自衛官自殺偽装で5人起訴=元保険会社の妻が殺害依頼−仙台地検(時事通信)
火災 興人工場の倉庫から黒煙と炎 熊本県八代市(毎日新聞)
森、唐澤陣営の副会長候補が同じ顔触れに(医療介護CBニュース)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。