PSW養成の在り方で取りまとめ―厚労省検討会(医療介護CBニュース)
厚生労働省は3月2日、実践力の高い精神保健福祉士(PSW)を養成するための教育内容を検討する「精神保健福祉士の養成の在り方等に関する検討会」(座長=京極宣国立社会保障・人口問題研究所所長)の第8回会合を開催し、PSW養成課程における教育内容の見直しについて取りまとめを行った。精神障害者の地域生活支援や関連職種との連携などを重視した内容となっている。
新たな教育カリキュラムでは、PSWに求められる役割について、医療機関などにおいてチームの一員として精神障害者に対する相談支援を担うほか、精神障害者の地域への移行支援や、そこで安心して暮らすための支援を行うことなどが示された。
また、PSWに必要とされる知識や技術については、医療機関などの関係職種と連携するための知識や技術をはじめ、地域移行に向けた家族との調整や住居確保、地域移行後に医療や福祉サービスを利用する上での調整力のほか、社会復帰における相談支援などが挙げられている。
取りまとめでは、これらを踏まえてPSWの一般養成施設における教育時間数を現行の1110時間から1200時間へ拡充するとされた。
教育カリキュラムの構成については、共通科目(社会福祉士)の枠組みに準拠しつつ、PSWに特化する知識と技術の科目群に「医療と協働・連携する相談援助の理念と方法に関する知識と技術」を新たに加え、精神障害者の相談支援から地域移行、地域での生活支援までの一体的な教育などを強化する。
意見交換では、谷野亮爾構成員(日本精神科病院協会副会長)が、これからは急性期医療にPSWが積極的にかかわっていくべきとし、教育体制の充実を求めた。また、PSWの教育では医療も福祉も大事だが、どちらに偏ってもいけないと指摘したほか、「急性期治療病棟に飛び込めるようなPSWが必要だし、在宅の往診に一緒にPSWも行くようにしなければ駄目」と述べた。
検討会は今回で議論を終了し、報告書をまとめる予定。教育カリキュラムの見直しについては2012年4月から施行するとされた。
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新たな教育カリキュラムでは、PSWに求められる役割について、医療機関などにおいてチームの一員として精神障害者に対する相談支援を担うほか、精神障害者の地域への移行支援や、そこで安心して暮らすための支援を行うことなどが示された。
また、PSWに必要とされる知識や技術については、医療機関などの関係職種と連携するための知識や技術をはじめ、地域移行に向けた家族との調整や住居確保、地域移行後に医療や福祉サービスを利用する上での調整力のほか、社会復帰における相談支援などが挙げられている。
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元気な102歳男性、3輪バイクに乗って転倒死(読売新聞)
1日午前8時20分頃、埼玉県秩父市荒川上田野の国道140号で、同市荒川久那、無職諸松平さん(102)の3輪バイクが転倒し、諸さんは頭を強く打って間もなく死亡した。
秩父署の発表などによると、諸さんは自宅から約2キロ離れた農協直売所から帰る途中だった。現場はほぼ直線道路で、バイクは左にそれて道路左脇に置かれていたコンクリート製の台(高さ約30センチ、縦横約60センチ)に衝突したという。
諸さんは妻(98)、長男(61)と3人暮らしで、普段からバイクで買い物に出かけるなど、元気だったという。
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民主・小林氏「申し訳ない」進退明言せず(読売新聞)
民主党の小林千代美衆院議員(41)(北海道5区)は2日、国会内で記者団に対し、自らの陣営を巡る政治資金規正法違反事件で北海道教職員組合(北教組)幹部らが逮捕されたことについて「大変遺憾だ。選挙で応援してくれた多くの方に本当に申し訳ない」と陳謝した。
野党から議員辞職を求める声が出ていることについては「逮捕状の内容をしっかりと確認をするのが先だ。今後の進展を見守りたい」と述べ、進退についての明言を避けた。
一方、同党の小沢幹事長は国会内で記者団に、小林氏の進退について「政治家は有権者によって選ばれた。そのことを踏まえ、本人自ら決めるべきだ」と述べた。
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外国人参政権を議論=4月6日に臨時知事会議(時事通信)
全国知事会(会長・麻生渡福岡県知事)は26日、永住外国人に地方参政権を付与する問題などを議論するため、臨時の全国知事会議を4月6日に都内で開くと各都道府県に通知した。知事会事務局によると、同問題が知事会議の議題になるのは初めて。ただ、知事の賛否は割れており、知事会としての意見集約は難しそうだ。
地方参政権付与をめぐっては、石原慎太郎東京都知事が1月の記者会見で「絶対反対。日本に永住する方なら日本の国籍を取ったらいい」と発言。一方、達増拓也岩手県知事は同月の会見で「住民として、経済、社会活動に携わっている皆さんが、より(地域に)参画できるようにするのは、地域を良くする観点からも好ましい」と賛意を示した。
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