千葉県警の不正経理、新たに4億2100万円(読売新聞)

 千葉県警は4日、2003〜08年度で新たに約4億2100万円の不正経理があったと発表した。

 これまでに約1億4900万円の不正経理が判明しており、総額は約5億7000万円に上る。

 県警会計課によると、今回の調査では、国費と県費について、事務用品に限定せず、物品購入に関する業者から帳簿の提供を受けて支出伝票と突き合わせた。

 不正経理のうち、前年度納入や翌年度納入など、支出時期が不適切な会計処理が約3億9000万円に上った。新規採用警察官の制服を調達する際の翌年度納入などが多かった。

 このほか、支出伝票と異なる物品が納入されたり、所属長印を公費で購入するなど、「公金の支出として不適切な物品を職場で使用した」というケースがあったりしたため、県警は529人の幹部や幹部経験者から計2486万円の返還を求める。これを受け、国庫に返還する金額は国の基準に照らして最大で約3300万円となるという。

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【中医協】安全な麻酔管理体制を評価(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は、2月3日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)の総会で、常勤の麻酔科標榜医5人以上が安全管理体制を行っている場合に特定機能病院などの大規模病院が算定する「麻酔管理料(2)」の新設を提案し、了承された。

 ただ、麻酔科を標榜する常勤医師の確保を要件に組み込むことで、麻酔科医師の偏在を助長しかねないと懸念する声があり、診療報酬改定結果検証部会による検証対象に位置付けることになった。

 厚労省の改定案によると、麻酔管理料(2)は常勤の麻酔科標榜医5人以上による安全管理体制を確保し、麻酔医による監督の下、医師が麻酔前後の診察と麻酔手技を行った場合に算定できる。

 邉見公雄委員(全国公私病院連盟の副会長)は、「麻酔医、放射線医、病理医が少ないのが、日本の病院医療の一番のアキレス腱だ」と述べ、常勤の麻酔科標榜医5人以上の確保を要件にすることで、これらの医師の偏在に拍車が掛かりかねないことを問題視した。
 また、嘉山孝正委員(山形大医学部長)は、「麻酔科はユニオンを作っている。同じ業務をしていながらインカム(収入)が全然違う。こういう付け方をしても勤務医の処遇改善につながらない」と述べ、勤務医の負担軽減・処遇改善につなげる要件を組み込むなどの工夫を求めた。

■「検体検査管理加算(4)」の新設を了承
 総会ではまた、より充実した体制による検体検査の実施を評価する「検体検査管理加算(4)」の新設と、「外来迅速検体検査加算」の引き上げも了承した。

 厚生労働省の改定案によると、検体検査管理加算は、入院患者1人につき月1回算定する。
 院内検査を行っている病院と診療所に算定を認めるが、▽検体検査を専ら担当する常勤医の配置▽常勤の臨床検査技師10人以上の配置▽検体検査管理を行うのに十分な管理体制の整備-を施設基準に組み込むなど、診療所にとってはハードルが高い。厚労省の担当者は総会終了後、記者団に「(診療所による算定を)封じることはないということ」だと説明した。


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「未公開株」被害者の名簿流出か…新手詐欺(読売新聞)

 警察庁によると、未公開株の詐欺と、被害回復をかたる詐欺は別グループによる犯行とみられ、未公開株の被害者の名簿が流出している可能性があるという。

 昨年の全国の振り込め詐欺による被害額は、前年の約3分の1の95億7900万円にとどまったが、同庁は振り込め詐欺グループが被害救済を装った新手の手口に乗り換えている恐れもあるとして警戒を強めている。

 未公開株販売を装う詐欺は「上場すれば必ずもうかる」などと偽り、架空の未公開株の株券を売りつけるなどの手口で、同庁によると、20年ほど前から続いている。

 振り込め詐欺に対して同庁は08年7月以降、ATMに多数の警察官を配置するなどの人海戦術を行い、被害をピーク時の3分の1程度に抑えた。一方、被害回復を装った詐欺は、「振り込め詐欺」には分類されていないが、振り込め詐欺の被害が減るのと同時に増加。このため同庁は、未公開株の詐欺グループの名簿が振り込め詐欺グループに流出し、被害回復を装う新たな詐欺に使われている可能性があると見ている。

 同庁は1月26日に開かれた全国振り込め詐欺対策会議で、新手の詐欺への対策を強化するよう指示した。

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研究費を業者にプールか=教授ら総額1億円、国税局指摘−山口大(時事通信)

 山口大学の医学部と工学部の教授らが、取引業者に架空発注し、研究費などを業者にプールする「預け」をしていた疑いがあると広島国税局から指摘を受けていたことが28日、大学側への取材で分かった。国税局の指摘では、関与した教授らは十数人、プール金は約1億円に上る。大学の内部調査に対し、一部の教授らは関与を認めているという。
 同大財務課によると、広島国税局が昨年10月、山口大や付属病院などを対象に消費税が適切に支払われているかどうか税務調査をした際、「取引の手続きに疑義があるものが見受けられる」と指摘。両学部教授らによる「預け」の問題が発覚した。 

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【新・関西笑談】火を噴くアーティスト(1)現代美術作家・ヤノベケンジさん(産経新聞)

 ■壊された施設、捨てられたロボット… 大阪万博の廃墟が創作の原点に。

 大阪・中之島周辺で昨年夏から秋にかけて催された「水都大阪2009」で、銀色の竜が火を噴き上げて川を蛇行するアート船が登場し、訪れた人を驚かせた。手がけたのは大阪出身の現代美術作家、ヤノベケンジさん(44)。ユーモアを交えた独特の作風が注目を集めている。ヤノベさんの創作の原点は、幼いころに見た大阪万博の廃虚にあるといい、じっくり話を聞いてみると、根底に社会への強烈なメッセージがあった。(聞き手 今西和貴)

 −−創作の原点は子供時代にあったと聞きましたが

 ヤノベ 彫刻作品をベースに作品を作っていますが、未来世界を生き残るサバイバルが創作のテーマになっています。そのきっかけは幼少の体験が大きい。6歳のときに(大阪府)茨木市に引っ越したんですが、自宅近くに大阪万博の会場跡があって、遊び場になった。そのころはもう万博は終わっていました。夢のようなパビリオンが鉄球で壊され、巨大ロボットがうち捨てられた「未来の廃墟」が、幼い僕の記憶に深く刻み込まれました。

 −−「錆びた未来の風景」がどう創作につながったのですか。もの悲しい感情とか抱かなかったのですか

 ヤノベ 実はその逆で、もの悲しいよりも、むしろ何もなくなったから何でも作り出せるじゃないかと思ったんです。どちらかというと、ドキドキ感の方がありました。それが、その後のもの作りの動機になったといってもいい。

 −−どんな子供だったのですか

 ヤノベ 幼いころからアニメや漫画から、ウルトラマンやゴジラなどの特撮まで、今でいうサブカルチャーが大好き。スターウォーズなどのSF映画の人気もあってのめり込みましたね。人とコミュニケーションが取るのが苦手でした。でも描いた自作の漫画を友人に見せるとほめられ、もの作りが好きになった。

 −−美術の成績は良かったのですか

 ヤノベ 図画工作と美術の成績は唯一誇れる教科です。けれど、こう見えて高校時代は陸上部で中長距離の選手でした。

 −−意外ですね

 ヤノベ 美術も陸上もそうですが、1人でこつこつとやるのが好きだった。高校の文化祭では、1年で仮面ライダーのライダースーツを作って登校しました。2年には、バルタン星人、3年にはジャイアントロボ。コスプレの走りですよ。

 −−周囲の反応はどうでしたか

 ヤノベ 「スキルアップしているね」なんていわれ評判は上々でした。「今年は何をやるんだ?」とか恒例の行事になった。

 −−それで芸術大学への進学を決めたんですね

 ヤノベ 「自分にはもの作りしかない」という気持ちがあった。「芸術家になるなんて」といって両親には反対されたんですが、一浪して京都市立芸大へ進学した。美術を学ぶというより特撮やSF映画で使用される小道具やセット作りに興味がありました。

 −−途中で変わったんですか

 ヤノベ 美術を学ぶうちに、オリジナリティーを持って作りたいと思うようになった。自分の美意識のよりどころを探り出すようになった。先輩から映画の世界でやろうと誘われましたが、人が考えたものを複製しても仕方がない。社会の出来事に反応しながら自分の手で一から作りたいと思うになった。アートが自由な表現の場なら、新しいカテゴリーを作ってもいいんじゃないかとも思いました。

                   ◇

【プロフィル】ヤノベケンジ

 やのべ・けんじ 昭和40年、大阪府生まれ、44歳。京都市立芸術大学大学院修了。現在は京都造形芸術大教授。平成2年に体験型作品「タンキング・マシーン」を発表し、「現代におけるサヴァイヴァル」をテーマに大型機械彫刻の制作に取り組む。放射線感知服「アトムスーツ」で、チェルノブイリなどを訪れるパフォーマンスを作品化し、国内外で高い評価を受ける。近年は腹話術人形キャラクター「トらやん」をモチーフに7メートルの巨大ロボットを制作する。「大阪水都2009」で21年度の大阪文化賞を受賞。

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